堤防の下に横たわるpiano

坂本龍一さんの活動のことを、FBに書いたら

あんな奴・・・というコメントを書いていった人がいた。

 

100%坂本龍一さんという人を知っているわけではないので

彼の音楽が好きだなと思うけれど、良い人かどうかは、本当には知らない。

 

だけど、こんな風に、いわきの海辺の堤防の下に転がっている

pianoを見たら、私は辛い。

そして、彼も辛かったらしい。

 

だから、Pianoや壊れた楽器を治すための基金を集めたらしい。

そして、地元の楽器屋さんがそれを治して、そのお金を期金から支払ったという。

 

ただ、お金をもらうのではなく

そういう循環を起こすことが、やっぱり本当に人を人として助けることだと、私は思うので、そういう立ち上がらせ方には共感する。

 

 

こんな風に画面を展開させて

pianoを立ち上がらせてみると・・・

なんだか、これを弾いていた人の顔が見えてくるような気がする

 

子供が弾いている姿が見える

女の人が弾いている姿が見える

 

あんな津波に流されて、あちらこちらにぶつかっても

Pianoというものは、これだけしか壊れないのかと、その強さに驚く。

 

このPianoを弾いていた人も、きっと強い人だったのだろう。

 

Pianoという楽器を弾く人は、みんな強い人たちだよ。

自分の手で持ち上げることもできない、大きな楽器だしね。

向かいあうだけで、自分と対面してしまうほどの気づきをくれる

そんな楽器だから。